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ファサード・ラタン:縦貼り、横貼り

Q1.0住宅/内水浸水

2023.09.26

赤ナマハゲ秋田杉板のファサード・ラタンは縦貼りに落ち着いていた。
赤ナマハゲ秋田杉板の色合いや経年変化がほぼ一様で美しいからだ。
板の幅は100mm前後、目透かしは20mm前後で、水切りが良い。

しかし、内水浸水では横貼りが有利なことが知れた、
このQ1住宅L2楢山南仲町は外壁が土台上100mmだった。
断熱材が高さ100mmほど浸水し、外装を剥いで高さ450mm分の断熱材を取り替え、
軸組を消毒する必要がある。
縦貼りの場合は板の長さ分の貼り替えの作業が必要だが、
横貼りの場合は横方向に高さ450mm分=4枚の貼り替えで済む。
板の貼り替えはビス止めなので、ビスも板も再利用する。

浸水の恐れがある地域はファサード・ラタン横貼り、
ない地域はファサード・ラタン縦貼りになる。

 

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