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建築物理でなく理科で考えよう

研修・鑑賞・スタディ

2025.12.15

建築の結露や冷暖房の熱・水蒸気移動は建築物理で原理原則なのだが、
宗教や民族思想や個人的偏見にも原理原則があり混乱してしまう。
多く見られている情報源のYouTubeの建築物理的内容に、
あまりにもカルト・オカルトが多い。
建築物理は原理原則で答えは一つになる。
原理原則から人間側になればなるほど多種多様になるのだが、
元は一つである。

物理を側面から考えてみる。
誰もが物理が好きな分けではない。
得て不得手がある。

中学生までは皆、理科を学ぶ。
ここで好き嫌いが発生する。
高校生になると物理の授業があるのだが、
数学と物理の好き嫌いから、
理系と文系に分かれる。
大雑把に数値化する。
理系の人は、全員×1/2=50%。
大学の理工系に入る人は50%×40%(進学率40%)=20%。
理工系で建築に入る人は20%×1/20(建築学科/全学科20)=1%になる。
建築は計画系(設計を含む)と構造系と環境系に分かれ、
数学・物理に強い人は構造系と環境系に進み、
1%×1/5(構造・環境講座/全講座5)=0.2%極小である。
建築物理の基本の原理原則を理解できる人はおおよそ0.2%しかいないことになる。
それでは不消化になる。
0.2%の人では共通言語にならない。

私は地域の歴史が好きで秋田県文化財保護協会能代支部の会員で、
建築を学んだが、古文書を読めない。 
古文書を読めないと又聞きで話にならない。
高校時代の古文や漢文レベルで駄目である。
それぞれなのだ。

家づくりを考えている人々は建築物理の原理原則からはみ出した、
カルト・オカルトな内容のYouTubeに踊らされ残念だ。 

0.2%の人数では共通言語にならない。
しかも建築物理だけで建築や住宅を語れない。

建築物理が難易なら、
理科で考えよう。
そうした姿勢をもちたい。
更に、YouTubeの内容を見抜くのに教養が大切に思える。
理科で考え、教養で鍛えよう。

アイキャッチの画像は9年前の2016年。
左の似顔絵は結露した窓ガラスに書いています。
梅田スカイビルです。
フラウンホーファー建築物理研究所の所員は、結露する窓ガラスを初めて見て驚いていました。
何で結露しない窓でつくらないのかと、
不思議がっていました。更に結露受け樋を見て又びっくりでした。

 

 


           

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