パッシブタウン第5街区の0棟1階にP2G(power to gas)のシステムがある。
再生可能エネルギーのシーズンシフト
裏日本では冬に暖房や給湯エネルギーが多大だが、
日射が極めて少ない冬には太陽光発電量がほとんど期待できない。
そのため、春・夏・秋の再生可能エネルギーの余剰電力を水素に変えて貯蔵し、
電力が足りない冬に冬に利用する。
ここでの再生可能エネルギーのシーズンシフトは、
水素を新金属(希土類)に給蔵するシステムである。
外からガラス越しにP2G(power to gas)のシステムが見える。
水素給蔵合金タンクがある。
中に入り見学し説明を受け写真を撮ったが、写真がない。
再生可能エネルギーのタイムンシフト
森みわ さんの話
太陽光発電の余剰を電気分解し、水素を経由して合成メタンで貯蔵するP2G(power to gas)を
竹中の設備担当者が押した。
非常に高額な合金吸着による水素貯蔵で、
浮世離れしたコストでP2Gが完成し、
カウフマンさんはご不満な様子ですが、
「失敗しないと学べないこともあるしね」と苦笑い。
太陽光発電の余剰を電気分解し、水素を経由して合成メタンで貯蔵するP2G(power to gas)、
デザイナーとしてヘルマン カウフマンの起用などを提案し、
YKKの吉田元会長に全ての提案を採用して頂くことが出来ました。
カウフマンさんは参画の条件として、木製窓の採用と、キーアーキテクツとのJVを希望されましたが、
用途地域的に高圧ガスを貯蔵できない事が決定的になった時、
竹中の設備担当者が押した非常に高額な合金吸着による水素貯蔵に私が難色を示したため、
コロナ禍のドサクサに紛れて排除されたんだと思います(笑)。