0629の夕方は月一の「賢者(?)のZOOM飲み会」だった。
4時から7時までの長丁場である。
色々な話題が出るが、
その中の一つは
「ファスト化する日本建築」著:森山高至
と
「開かれる建築ー民主化の手法」著:松村秀一
である。
私の私的建築の背景は
大野勝彦の部品化住宅と地域住宅工房のネットワーク
と
「戦後からの建築は開かれる建築ー民主化の手法」
の内容に沿っている、この流れで育ってきた。
「開かれる建築ー民主化の手法」は相模さんが詳しい。
私も出版されてから早速注文し読んだ。
下の写真にあるように沢山の付箋である。
直近の問題は「ファスト化」で、
「開かれる建築ー民主化の手法」の後に連続している。
二冊を読めば戦後から現在の状況がよく知れる。
最近の建築と住宅はフォトジェニックのバラバラで沢山の切貼りの集合体で、
建築なのかと思うのが多い。
時間の経過が建築に入っていない。
建築が建築でなく、
一目、格好いいフォトジェニック写真切貼り写集集である。
腐る建築の登場から顕著である。