Q1住宅氷見2の暖冷房換気は床下エアコン暖冷房換気+ロフトエアコン暖冷房である。
冬は主に床下エアコン暖房でロフトエアコン暖房は補助である。
床下の温度を25℃前後に確保し、床面を24℃前後に保つ。
室温は21℃前後である。
床面全体の表面温度は24℃前後で低温輻射暖房になり心地よい。
暖冷房と換気を別系統にしている。
1階洗面・洗濯室の天井裏にある一種全熱熱交換換気本体で外気から給気をし、
床下に給気している。
給気ダクトはメンテナンスが簡易になるようにできる限り短くしている。
床下エアコンはウオークインクローゼットの棚下にあり、
エアコンの上端と床面を揃える。
エアコンの送風を水平にするためである。
床下暖房がより有効になるためには内部基礎の立ち上がりがない開放的な床下空間が必要である。
メンテナンスが容易になるように棚板や床板が開閉できようになっている。
床面の通風ガラリ・通風框で8箇所、その内の3箇所に強制送風用のブースターファンを設置している。