最高等級7の窓を大きくするとUA値は下がるが、
窓からの熱損失より日射取得が大きく、
暖房消費エネルギーや体感の性能がアップする。
しかも費用対効果が優れている。
下の図のように6地域の練馬で、
等級4:国の省エネのモデルの
→等級6:総2階建で窓の面積は変えていない、仕様アップ
→等級7:仕様アップ
→等級6.5:窓の面積を大きくした、使用ダウン
新住協のQPEXによる室温計算条件は外気温が-1.7℃、
全室暖房夜間停止後2日目午前5時、
暖房設定温度20℃、
(エネルギー計算条件とは異なる場合があります)
暖房負荷が
①6902W/m2K(57.5 kwh/m2)
→②3214 W/m2K(24.3 kwh/m2)
→③821 W/m2K(6.2 kwh/m2)
→④145 W/m2K(1.1kwh/m2)
のように少なくなっています。
③等級7と④等級6.5は劇的に少なくなっている。
居間の室温は①9.3℃→②15.1℃→③19.9℃ →④21.4℃。
部屋間の温度差がほぼなくなる。
日射取得の効果がいかに大きか知れる。