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戦争画(作戦記録画を含む)

研修・鑑賞・スタディ

2026.01.28

昭和史(戦争史)の本を読み考えている。
最近はその中で戦争画関連の本を読んでいる。

というのは、
昨年の25年9月30日に東京国立近代美術館の「記録をひらく記憶をつむぐ」をみたのだが、
内容が充実していた。
しかし、チラシもポスターも図録もない、積極的な広報が行われていないのが不可思議だった。
私は小さなコーナー展示かなと思い食指はすすまなかったが気になり足を運んだ。
正解だった。
入り口近くに戦争画に遠い大好きな靉光と松本俊介の絵があった。
これも不可思議である、何を意味するのか。

東京国立近代美術館は以前に大掛かりな戦争画展を企画したが、周囲の圧力からであろうか実行されなかった。  
中国を始めアジアの国々への配慮だろう。

高市首相の配慮が欠けた発言に中国は、
日本が台湾問題に武力介入する可能性を示唆する誤ったメッセージを送った」
と外交から経済まで
大きな問題になっている。

過去の中止は残念だったが、
これらを思うと従来の柔軟姿勢の延長の、
チラシもポスターも図録もない・積極的な広報が行われていない。
は、いかしかたない。
まとめて見れただけでも感謝で有る、

読んでいる戦争画関連の本や画集。
2008年の板橋区立美術館の「新人画会展」の図録がある。

「記録をひらく記憶をつむぐ」の入り口近くにある靉光と松本俊介の絵。


以下の文章は板橋区立美術館から転載
「新人画会」は、第二次大戦末期の1943年に靉光、麻生三郎、糸園和三郎、井上長三郎、大野五郎、鶴岡政男、寺田政明、松本竣介の8人の画家の交友により結成されました。

言論や表現への制限が敷かれた時代であっても、彼らは描きたいものを描き、空襲警報の鳴り響く銀座で展覧会を開きました。戦争による混乱やメンバーの死により、展覧会はたった3度開かれたのみでしたが、彼らの作品や活動は今も語り継がれています。

本展は、新人画会展出品作のみならず、貴重な戦前の作品や戦後の日本の美術史に残る8人の作品を一挙に公開いたします。また、新人画会展の開催された画廊の再現と共に、当時の写真や資料も展示し、新人画会の時代の空気もご紹介いたします。

「絵があるから生きている」これはメンバーの一人、寺田政明さんが戦後、新人画会について語った言葉です。自分の描きたいものを描き、生きること、新人画会の8人の画家の作品から考えてみませんか?

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