築32年の事務所の暖房は床下設置FF石油ストーブの床下暖房である。
当時のエアコンは寒冷地では暖房能力が弱く、暖房はFF石油ストーブかボイラーであった。
FF石油ストーブは3代目なのだが1年未満で動かなくなった。
基盤が壊れていたそうだ。
1週間ほど床下暖房ができなかった。
その間は壁掛けエアコンの暖房だったが、
床面の冷え冷え感があり物足りない暖房だった。
復活した床下FF石油ストーブ暖房は、
全床面が低温輻射暖房になり心地よい。
ストーブの周りは空いているがショートサーキットの支障はない。
暖気の吹き出しが下部にあり床下空間の中間高さを水平に流れるからだろう。
上部の空いた空間から多少の暖気は上にあがるが、床上空間を直接に暖める。
経験の蓄積の方式である。
現在の床下エアコンではショートサーキットになり不効率と上下の遮蔽板を設けている。
