10月18日午前。
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10月18日午前。
砕石地業の外周部は捨てコンがない場合とある場合がある。 捨てコンクリートがあれば墨出しをし易いとの工務店と、 なくても良い工務店がある。 西方設計としてはない方が捨てコンの厚さ分の段差が無く合理的とするが、工務店の事情としている。 Q1住宅L2鵜川は捨てコンクリートを施工するので、 段差がある。
昨日の8日のQ1住宅L2鵜川の現場。 オープン平坦基礎なので、砕石地業も平坦である。 作業しやすく、地盤の転圧が確実にできる。
稲刈りが済んだ田んぼ越しに男鹿半島(寒風山と真山本山)が見える。 真山はナマハゲの里である。 Q1住宅L2鵜川の外装は赤ナマハゲ秋田杉板ファサード・ラタン。 竹林の背景。 この地域の北側には竹林がない。 北限か。 アトリエの周辺は竹林でなく、ニセアカシアの雑木林になっている。 中世の檜山安東と湊安東の古戦場である。
現場から施工写真が送られてきた。
全体幅が6.5間(11.83m)幅掃き出し戸。 高台にあるので見晴らしが凄く良い。
秋田スギを使い、小屋組・軸組・基礎を許容応力計算する。 家は台地にあり借景が素晴らしい。
Q1住宅L2鵜川に使う外装材・内装材・構造材を日諸木材に見に行った。 Z銘木の杉床板が良かったが廃業し、杉床板に苦労している。 日諸木材の床板はZ銘木以上に素晴らしい。 赤身の杉板。 外装材の赤ナマハゲ秋田杉板に使える。 秋田スギの梁材。 長さ6mまでとれる。 和室の天井板、使える手頃な価格である。
縄張りで位置を決める。 大潟村干拓地やそれ越しの寒風山が見える 眺望が良い台地に建つ。
丁寧で綺麗な砕石事業と防湿シートシー敷き込み。
L型(中門造)と直屋の2案を提出した。 ちょっとした高台にあり、広大な大潟村の干拓地とその向こうに男鹿の寒風山が見える。 天気の良い時は鳥海山も見える。 パノラマな絶景であり、 借景などという箱庭的な発想ではなく、その中にいる。 それを生かしたい。