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これからの地震対応住宅 能登地震と工務店の構造力

研修・鑑賞・スタディ

2024.04.19

昨日4月18日のSAREXのワークショップの講師は山辺さんだった。
演題は「能登地震と工務店の構造力」。

最近の熊本や能登の地震を見ると、
大破や倒壊・崩壊の建物は古い建物や地盤の変形が原因と考えている。
古い建物はしょうがないが、最近の建物は軸組が耐震になっているので被害が少ない。
それでも被害を受けているのは液状化や地盤の変形によるものだ。
この状況は如何ともし難たい。
大地が裂け建物が股裂きにあっている。
大地が斜めになっている。
どう対応しようか。
山辺さんのワークショップから方向性がみえてきた。

下のグラフ資料は
2016熊本地震の年代別被害状況のグラフで、
2000年以降の築造の建物の被害はかなり少なくなっている。
木造軸組の耐震化が役立っている。

下の資料は41年前の1983年の日本海中部地震である。
わたしが在住している能代である。
地面が動き、変形してしまっている。
これでは事前にどうしようもない対処でない。
できることは、その後に最小限の費用で修復することである。

対処は地震の事後の被害に合わせ基礎や上屋の曳家・揚屋・家直しになる。
こうした被害の場合はベタ基礎が有利と山辺さんが言われた。
私もそう思う。
41年前の1983年の日本海中部地震の被害住宅を、
揚屋し、布基礎を解体し、布基礎を新たにつくり、家屋を基礎の上に降ろし、家直しをした2件の経験がある。
最近は築32年の地盤沈下した家を改修をした。
130mmの高低差になっていた
ベタ基礎であり、土台から上の木軸をジャッキアップした。
今後は如何に修復しやすいベタ基礎を開発することが必要である。
昨秋は内水浸水した家の改修をしたが、浸水の被害が少ない基礎づくりの必要を感じた。

下の資料は傾斜建物の修復工法である。

 

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