BLOG

「AI監獄 ウイグル」

研修・鑑賞・スタディ

2022.07.06

「AI監獄 ウイグル」と「中国減速の真相 「共同富裕」時代のリスクとチャンス」
を読んだ。
前に、「2030 半導体の地政学 戦略物資を支配するのは誰か」
を読んでいた。
もう、中国(中華)は半導体とAIの覇権を握っている。

壮大な覇権主義実験場の「AI監獄 ウイグル」である。
新疆ウイグル族は855万人、顔認証から始まる個別の情報からAIで管理されている。
国家(共産党)に対する危険度で等級区分される。
危険区分された10%(85.5万人)ほどが強制収容所に送られ、
思想教育(脳破壊)される。

ロシアの覇権主義国家の悲惨なウクライナ戦争の先にあるのが中国(中華)覇権主義国家に思える。
ウクライナ戦争はハイブリット戦争というが、中国(中華)は混ぜこぜがないAI戦争である。
どちらも、たまらない。

ジョージ・オーウェルの「1984年」や「動物農場」の世界は、
東ドイツやソ連の崩壊、ロシアの弱体化、中国の民主化でもうないものと思っていたが、
最近のプーチンのウクライナ戦争や習近平の「AI監獄 ウイグル」がそうである。

Loading..