WORKS

弘前の家

House in Hirosaki Aomori/Q1.0 Level 2

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HOUSE

草屋根と、北面の大窓と南面ハイサイド窓が特徴の住宅です。
敷地の南側は車の通りが多く、北側には桜の木があり視線の抜けと風通りも良いことから、安定した借景と採光を得るために北側に掃出し窓と縁側を設けました。日射取得は南面にハイサイド窓を設け、冬は居住空間に光を届け、夏は袖壁と外付けシェードで日射遮蔽を行います。
日中はハイサイドからの光が焦茶に塗装した床と天井板に反射し、夕暮れには人工照明を余り用いずに、日が暮れると共に暗くなる居住空間には、住まい手の古民家での暮らしと北東北の明るさを得るための工夫が反映されています。
草屋根には少しずつ苔や草花が植えられ、冬は暖かく夏は涼しい室内に、愛着のある小物や絵画、古材を用いた什器が少しずつ増え、時間と共に魅力が増していきます。

  • BUILDING DATA

    物件名 弘前の家
    所在地 青森県弘前市
    設計 有限会社西方設計
    施工 小松工務店
    竣工年月 2018年3月
    工法 木造
    規模 2階建
    敷地面積 181.89m2 (55.03坪)
    延床面積 88.73m2 (26.84坪)
    特記事項 Q1.0住宅Level-2/耐震等級3/草屋根/北面大開口/南面ハイサイド窓
  • PERFORMANCE DATA

    Q値 1.051W/m2K
    UA 0.28W/m2K
    C値 0.4cm2/m2
    太陽光発電 ---
    年間暖房負荷 35.6kWh/m2
    年間暖房負荷 44.3kWh/m2
    年間冷房負荷 3.6kWh/m2
    ηAC 1.6
    ηAH 2.3
  • SPECIFICATION DATA

    屋根 高性能GW20K相当 315mm厚
    天井 ---
    外壁 高性能GW20K相当 210mm厚
    ---
    基礎立ち上がり 防蟻ビーズ法ポリスチレンフォーム特号 120mm厚
    基礎スラブ下 防蟻ビーズ法ポリスチレンフォーム特号 60mm厚 全面敷込
    樹脂サッシ2Low-E2Arトリプルガラス
    換気 第1種熱交換換気システム(パナソニック FY-14VBD2SCL)
    エネルギー源 暖冷房:エアコン(電気)/給湯:エコキュート(電気)
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